~詩・言葉・考え~
車を走らせる僕
助手席(トナリ)に君はいない
ペットボトルのフタを開けてくれた君
眠そうに運転する僕に
あくびをしながらも一生懸命 話をした君
ケンカをしたとき無言で窓の外ばかり見ていた君
疲れて寝てしまっても僕の手を離さなかった君
思い出がいっぱい詰まった この車
もう 君と乗ることは出来ない
ぼやける視界は ワイパーじゃ晴れない
思い出と悲しみを乗せ 車を走らせる
君がいる場所へ
何をやっても
うまくいかない
そんな日は
何もしないのが
いいのかもしれない
だけど僕は 今度こそ
って気合を入れ 勝負する
失敗の数だけ
成功の可能性があるから
無邪気な君の寝顔
隣にいられる幸せ
手に入らない もどかしさ
他人(ひと)のものだとは わかってる
だけど
どうしようもない この気持ち
抑えることは できない
でも
いつかきっと・・・
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